「居心地のいい街にはイスがあり、
イスのある街は、何だかいい街に感じる。なぜだろう?」
そんなことを、ふと、旅先で感じることがありました。
皆さんの中にも、街の腰掛に座ってみたら、とても気持ちのいい街だった、
という思い出があるのではないでしょうか。
一休みすることで見えてくる街の心地よさ、といった感覚です。
そんな街の中に置かれているイスには、
「どうぞ一休みしてください」とか「私たちの街を見てください」などの
メッセージを受け取ることもできるし、
自分たちの街への自信だったり、誇りがあるし、
そのイスをいつでも座れるようにしている人の心が含まれているように感じます。
イスに込められたささやかなメッセージには、小さいけれども心地よいものを感じます。
普段、街の中の人たちは急ぎ足です。
ややもすると、街は通り過ぎるためだけの「廊下」のようになっています。
移動するだけの「廊下」では、一休みする”隙”を見つけにくいのかもしれません。
ライムチェアで街をリビングルームにしよう。
”ライムチェア”プロジェクトは、街を身近なものにしようと、
ライム色のイスをまちなかに置いていくというプロジェクトです。
家庭で廃棄処分になったイスを回収し、
街の居心地のよさを再発見するために再活躍してもらうというプロジェクトです。
家庭のリビングで活躍していたイスに、今度は街もリビングルームにしてほしい。
まちの中には「ライム色のおもてなしのイスがある」。
少しでも街を思う人心が伝わりやすくなるといいなと思って、
”ライムチェア”プロジェクトをはじめました。
”ライムチェア”を見つけたら、ぜひ座ってみてください。
そこから見える街はどう見えるでしょうか?
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